予防原則って何だろう?

授業は終わってしまったので、独学モードで技術倫理の周辺をいろいろ調べて適切な判断とは何か考えてみたい。
予防原則」という言葉がある。どこで出てきた言葉かは思い出せないが、6ヶ月前には知らなかった言葉なので、雑誌か本を読んでいる過程で目にした言葉のようだ。おおむね「科学的な原因が不明確であっても、ある行為と結果との間に因果関係があると認められ、その結果が害をなすものであれば、元の行為は予防されるべきである」という考え方である。
いざ、予防原則について正確な定義を知ろうとするときちんと説明している書物がみつからないようである。また、リスク論を唱える人と予防原則を唱える人との間では論争があるようである。では「リスク論」とはなんだろうか?

とりあえず、以下のウェブサイトが見つかったので紹介しておく。書かれている内容にはあまり同意できないのだが、「リスク評価は予防原則に基づいている」という部分は重要な指摘だと思う。

http://risk.kan.ynu.ac.jp/matsuda/2002/020404.html
(2004/9/11リンクを修正)

2004/2/4 追記

単に Google で調べただけだが、環境問題と大きくかかわりがあるようである。

http://www.greenpeace.or.jp/campaign/toxics/pp/activities/20020227_htm

http://www.mri.co.jp/COLUMN/ECO/UCHINO/2004/0105UT.html