2003-12-02 優生学と人間社会 book 米本昌平 他 著 講談社現代新書(ISBN:4061495119)遺伝子診断の議論をしていく過程で、選択的中絶の問題を議論から外すことはできない。が、私は、優生学や優生思想について十分な認識がなく、単純に「優生思想につながるからいけない」という思考停止状態になってしまう。優生学の登場した背景を理解するには良い本である。もっと早く読んでおくべきだった。