駅のホームのほうが危険だが
自動回転ドアより駅のプラットフォームのほうがよほど危険であり、回転ドア事故の件では騒ぎすぎではないかという意見を見かけた。
実は駅のプラットフォームはきわめて危険であり、実際プラットフォームから転落する危険性は一般に広く認知されている*1し、駅の構内放送で注意を喚起している。転落した場合、電車が近づき具合によっては安全に停車できる可能性がほとんどないことも承知されているだろう。
自動回転ドアの危険性はそのレベルには認知されていない、統計が取られていないこと自体認知されていない証拠であるということを言いたいのである。
にもかかわらず、プラットフォームにも安全柵や自動ドアといった安全対策は乗降客の多い駅や狭いプラットフォームにおいては必須であり、「教育」だけに頼ってはいけないと思われる。落ちた場合を想定した退避方法や対策も検討されるべきだろう。