行政の責任

2004/4/3 追記

毎日新聞のWebによると、行政の対応にも「重大な見落とし」があったようである。
回転ドア事故:国交省が危険性を認識 具体策を講じず
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040402k0000m040156000c.html

国土交通省が昨年2月、「回転ドアは危険で設けないことが望ましい」とする文書をまとめていたことが分かった。
文書は「高齢者・身体障害者等の利用を配慮した建築設計標準」。
ハートビル法の改正についての説明とガイドラインの2部構成で、ドアは「建築物の出入り口」の設計についての項目に記載された。この中で、回転ドアについて「設けないことが望ましく、もし設ける場合は(一般の自動ドアである)引き戸、開き戸を併設することが望ましい」「高齢者・障害者等には使いにくく危険」などと記していた。