ハブ破断事故

リコールの権限がないことについての倫理問題

アサヒ・コムの記事によると、いわゆるハブ破断事故による死傷事件について、三菱自動車側の被告は無罪を主張するとのこと。以下の引用は 関係者によると、被告・弁護側はこれに対し、「村川元部長は同種事故の多発を認識していなかった」「三木元部員は多発…

自動車のリコール制度

三菱自動車の場合、リコールすべき欠陥についてそれを隠蔽したことが問題になっているが、リコール制度やその限界について復習しておきたい。リコール制度は、昭和44年(1969年)から運輸省の省令で実施されてきたが、法律の裏付けができたのは平成7年(1995…

会社を責める前に

今回の件で三菱をいくらでも非難することができる。でも、三菱という日本が誇るべきブランドがこのように惨めになった原因は、三菱の重役や社員ばかりの責任ではない。現代の日本は「目の前のことを否定し」「さほど悪くないことをした人をリンチし」「一市…

問題の提起

自動車製品のリコールとは? リコール隠しはなぜ行われるか? なぜ欠陥でなく整備不良であるとの結論が出たのか? この問題で良心と会社の方針との間で苦悩した人がいるのか?